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ワインの歴史
ワインは古い歴史を持つお酒です。人類がはじめてワインづくりを始めたのは、古代メソポタミアにおいて、シュメール人の遺跡で発見された土器から紀元前6000年頃であると推定されています。
  それが、エジプトやエーゲ海の島々を経て紀元前1000年頃からギリシャへ、その後ローマへと広がっていきました。紀元前600年頃には南フランスのマルセイユにも伝えられ、ローマ帝国の拡張と共にヨーロッパ全体に広まります。

キリスト教では、ワインがミサに欠かせないこともあって、いたるところで葡萄が栽培されるようになったのです。“最後の晩餐”という、その教えの神髄を説く最高の場面でワインが登場していることからも、いかにワインが重要な存在であるかをうかがわせます。
現在でも、フランスやイタリアなどの人々は日本人の20倍ほどの量のワインを飲んでいます。

日本では、江戸時代の中期に葡萄づくりを、明治初期からワイン造りを始めました。しかし、栽培や醸造技術の未熟さや人々の食生活に馴染めず、容易には受け入れられませんでした。やがて日本人の好みに合わせた甘味葡萄酒の登場により、ワインが広く愛飲されるようになり、今日のテーブルワイン時代の基礎となる葡萄園の開拓が行われるようになったのです。
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